東京オリンピック開催が決まり、鉄道などの交通インフラの整備が話題です。
JR東日本は羽田空港から貨物線を使用して都心を結ぶ方針を検討することを発表。
やはり羽田と臨海部が話の中心となりそうです。
羽田は現在、京浜急行の他にJR東日本グループの東京モノレールが空港へ乗り入れしています。
しかし、浜松町で乗り換えが必然のモノレールでは輸送力や利便性で大きく劣っています。
事実、京浜急行が羽田空港に乗り入れ後は、輸送人員が逆転してしまう始末。
本体のJR東日本が旗を揚げたカタチです。
しかし、簡単に都心と羽田空港をつなぐことはできません。
それなりにトンネルも必要ですし、田町付近でどう新幹線をクリアし、
どの線路にどうつなぐかも注目です。
私鉄系では都心直結線も模索されており、
京成線・都営浅草線・京浜急行経由で成田空港~羽田空港が59分という思案もあります。
これは政府も2億円近い調査予算を計上。
オリンピックに間に合うかどうかはともかく、夢の膨らむ話であります。
その他にも、東急とJR蒲田駅から京急蒲田駅を中心につなぐ蒲蒲線などの計画も再燃してきました。
個人的には、都内LRTの新設なども早急に検討してもらいたいものです。
鉄道コンサルタントHP