鎌倉が世界遺産登録から漏れることが決まりました。
以前、私は鎌倉世界遺産登録実行委員でした。
しかし、その委員会はやる気を感じるものではありませんでした。
そういう私も、鎌倉の世界遺産はどうでもよかった。
委員は仕事で担当だから・・・・的な態度の方々が多く、今回の結果は当然といえます。
町は都会化し、京都とは歩む路線が違いすぎます。
鎌倉を走る鉄道を見てください。
景色はともかく、本当に魅力のある電車と思えますか?
古いものを守ろうという意識が第一としてないこと。
新型車両を造るうえでも、単なる新技術の導入。
外観はもちろん、車内設備も都会の電車と同じ。
アジサイで有名な長谷寺もそう。
お寺の担当者と話をすると
「おかげさまで昨年実績をクリアしました」・・・・と、株式会社的発言。
文化という文字や遺産という文字からかけ離れたものですね。
つまり、そういう一つひとつの意識の積み重ねが鎌倉の世界遺産登録を逃したわけです。
個人的には、落選してホッとしているのが正直なところです。
おめでとう富士山。
駅名まで変更した・・・・富士急さん。